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華のしずく~あなた色に染められて~
第27章 【月華~月姫-TSUKIHI-~華のしずく~】 幻の蝶
 しかし、月姫に向けられたその美しい双眸には冷たい光が宿っていた。
「名は確か月姫と申したか」
 定子は呟き、意味ありげな笑いを浮かべた。
「それにしても、そちは遊女であったと申すではないか。遊女に月姫とはまた、随分勿体ぶった名じゃのう。ま、大方源氏名であろうがの」
 「ホホ・・・」と定子は扇を口許に当て、忍び笑いを洩らした。その笑いに侮蔑の響きが込められていることに、月姫は気づいていた。
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