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華のしずく~あなた色に染められて~
第29章 【剣(KEN)~華のしずく~】 決意
「お頭ッ。本気なのか!?」
 浅太は、まさに掴みかからんばかりの見幕である。普段は滅多に怒ったりすることもなく、むしろ、「親分」と慕う兄貴分の龍伍の言葉に逆らったりはしないのだ。少々浮薄なところはあるけれど、根は素直な性分の浅太なのだ。が、どうやら、今日の彼は違っているようだ。
「ああ、本気だ」
 龍伍は平然と言った。浅太が元々大きな眼を剥く。
「愕いたときの浅太兄ィの顔は、まるで提灯のようだ」
と子どもたちによくからかわれる。今、浅太の顔は、まさに提灯のように紅潮して膨れていた。
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