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華のしずく~あなた色に染められて~
第5章 【華のしずく】~永久(とこしえ)~
 身ごもっていることに気づいたのは、朱雀から青竜の国へ護送されてくる最中のことだった。せめて、そのことだけでも良人に伝えたかったと、珠々はその事実を知った時、我が身の迂闊さを涙を流して悔やんだ。信成は我が血を受け継ぐ子の存在すら知らずに逝ったのだ。
 せめて楓が側にいてくれたなら、珠々も懐妊にもう少し早く気づいたかもしれない。が、朱雀の城でまめやかに仕えてくれた楓も城を落ちのびて、その後どうなったのかは判らない有り様だった。
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