この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
華のしずく~あなた色に染められて~
第6章  雪の華~華のしずく~
 それまでずっと揺れ続けていた輿の動きがふいにピタリと止んだ。徳姫の両膝の上できっちりと組まれた両手のひらがわずかに慄えた。
 ほどなく輿の引き戸がゆるゆると開けられる。
「只今、到着致しましてございます」
 乳人(ちのひと)の柏木がいつもよりやや感情を押さえた低めの声で囁くように告げた。
/1234ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ