この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
華のしずく~あなた色に染められて~
第6章  雪の華~華のしずく~
 自分はこの国にただ一人ではない。母とも呼べる頼もしい柏木がいつも傍にいてくれる。そう思うだけで、萎えそうな心も強くなるような気がした。
「今、義父上さまにそのようなことをお知らせすれば、義父上がご立腹になるやもしれぬ。それは、いかにもまずい」
 徳姫はか細い声で囁くように言った。無駄な戦をなくすために自分がここに遣わされたのだとすれば、たかだか初夜をすっぽかされたくらいのことで見苦しく騒ぎ立て事を荒立てるのは愚かなことである。
/1234ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ