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華のしずく~あなた色に染められて~
第20章 【朱夏~華のしずく~】
 屋敷からろくに外も出たことのない藍丸は、じきに兄たちとはぐれ、迷子になってしまった。
―こんな風だから、いつまで経っても女のようだ、世間知らずで頼りない、甘やかされて育った末っ子だと皆にからかわれてばかりいるのだ。
 藍丸は二人の兄たちの半分冗談、半分本気の嘲笑混じりの言葉を思い出していた。悔しさに思わず涙が滲み、それでも人前で涙を見せることこそ男子としての恥だとぐっとこらえた。
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