この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
華のしずく~あなた色に染められて~
第24章 【夕桜~華のしずく~】 其の参~山梔子(くちなし)の夜~ 
 しかし、秀康はそのことを内外に伏せ、ひそかに偽の青龍刀を作らせ、有しているというのだ。青龍刀は〝蒼き龍〟と呼ばれた秀吉によってその存在を広く知られることとなった。
 秀吉のゆくところ常に青龍刀ありと云われ、いつも肌身離さず身につけていた。彼のその最期の瞬間(とき)を見届けたのもまた、この青龍刀であった。ゆえに、秀吉が自ら羽柴家の当主の証である宝刀を抱いて炎の中に果てた―ということは即ち、羽柴氏も自らの代で終わるということを暗に示したとも受け取られ、次の当主たらんとする秀康にとっては非常に具合の悪いことになる。
/1234ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ