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あなたに抱かれたい
第11章 ドバイの秘書

性欲の儀式を終えると、拓哉とアーヤはお互いに離ればなれになるのを恐れるかのように抱き合った。
ベッドがアーヤの失禁で濡れているため、互いの体が冷たく冷やされる。

「ごめんなさい…ベッドを汚してしまったわ」

「気にすることはない。ルームキーパーを雇って、シーツを新しいものに敷きかえて、濡れたマットは乾かしてもらうよ」

すっかり体が冷えてしまったね

そう言って拓哉はアーヤの手を取ってバスルームに導く。

「一緒に風呂入ろうか…」

「二人は狭くないですか?」

「平気だよ。一緒に入ろう」

そう言われてアーヤは拓哉と入浴することにした。
もともとバスタブを使用する文化のないこの国では一人用のバスタブしか設置しておらず、二人同時にバスタブに浸かるには身を寄せ合うようにして入らなければいけない。

「やっぱり狭くないですか?」

「いいや、これくらいがいいよ。君とくっついていられるからね」

拓哉は湯の中で彼女を抱き寄せ、顔を近づけるとアーヤは瞳を閉じて柔らかい唇を彼に差し出す。
優しくキスをして手を伸ばして彼女の身体を包み込む。

「風呂場でしてみようか?」

「やっぱり?あなたって本当はすごくエッチなのね」

「だって相手が君だからしたくもなるさ」

甘い吐息を吐きながら湯の中で男の掌が女の股へと潜り込んできて陰毛を押さえるように触れてゆく。その指先は自然と割れ目へゆっくりと潜り込んでゆく。

「はぁ…」

「アーヤ、好きだよ」

吐息を漏らす唇の隙間から拓哉の舌が入り込んできて、アーヤの舌の上に乗せてきた。温かいその感触をアーヤは味わいながら動かし、共に絡ませ合っていくとさらに心地よい感触が伝わってきた。

「はん…ふぅ…あっ!そこ!」

舌を絡ませ合うことに夢中になっていると、不意に膣口へと指を潜り込まされた。中に入れた指が蠢き、つい声を上げてしまう。

「僕はココに入れてるんだよね。大好きだよ、アーヤのココ」

「あん…優しくして」

「そうだ!君もこの部屋に引っ越すがいい。毎晩セックスをしようじゃないか」

アーヤの身体に拓哉は夢中になっていた。
申し訳ないが、日本から遠く離れたこの地で久美子の存在が心の片隅に追いやられてしまっていた。
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