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防音室で先輩に襲われて…
第15章 通知画面
「……」
「…ハァッ‥‥ァッ‥‥?」
「…………ク」
吐き捨てた椎名の息がうなじにかかる。
「……く、ははは」
「‥‥??」
「はは、は……!ああー……なるほど、ね」
乃ノ花のものに重ねられていた手が離れて、スマホをわし掴む。
「サッカー観戦?俺の好みを知りたいなんて君にしてはよく考えた言い訳だ。舞台の公演日が上坂先輩とのデートとかぶっていたから…どうにか話をそらしただけだね」
「‥‥‥ぇ?」
乃ノ花が横を向く。
椎名の手に握られたスマホの画面に、上坂先輩からのメッセージが映っていた。
「違うんです……!わたしはそんなつもりで言ったんじゃ」
乃ノ花は慌てて身を起こそうとするが、椎名の手に押さえつけられた。
「うっ…!本当、です!信じてください……!」
「信じろって?……都合がいいね」
椎名の声が冷たい。乃ノ花の目が潤む。
「本当です!先輩、誤解です…っ」
「誤解?なら俺を好きなのも本当だって?…っ…そのうえで上坂先輩とも会う約束を?」
「それは…っ」
乃ノ花はスマホを奪い返そうとするが、椎名の握力が強くて動かない。

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