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MonsterRaper(仮)
第4章 鳥獣ハーピー

密林の状況もエルフ戦士たちの活躍でモンスターによる危害は少なかったらしいが、何故ハーピーに影響を受けているのか?
「なぁ…ハーピーをエルフたちで撃退することはできるだろ?」
ワルキューレはヨソ者だが訊いてみた。
「…ハーピーは名前はオキュペテーって言ってね。本当は、この森で倒れていたのを集落の…酋長の息子が助けたのよ。近くの海に大きいモンスターが出現したことで、この森の主である土龍ワームが呼応して暴れたの。集落の戦士たちもオキュペテーも戦ったんだけど…」
ワームは大蛇で大地を潜る龍である。
最強モンスターのひとつに数えられるが姿を見た人数はツチノコと同じ数だろう。
彼女は困惑した。
「言いにくいなら言わなくていい…準備しよう」
濃い事情があるのだろう。
依頼の根拠はいらない。
俺はゴルゴ13ではない…
『オキュペテーは酋長の息子でエルフの勇者の子を妊娠している…私がここにいる理由はオキュペテーを始末すること…Dエルフとして…エルフたちは自分たちの手で彼女を殺すワケにはいかないのよ。エルフは同族の血と戦えないし、殺せない。お腹の子をね。あなたの役目は彼女を弱らすことよ。撃退ってのは報酬が安いらしいじゃない』
ワルキューレも木に登り始めた。
下から除くと純白無地のショーツだった。
彼女は木の上から、俺は地面に伏せて、ひたすら待つ。
北浦からの風が心地よい。
『狙撃銃がないのが痛いな…』
茂みの中で何度も姿勢とスコープで見出しの確認をする。
チビなので空腹と疲れには強い。
しかし、じっとしていると体温が徐々に地面に吸われてゆく。
訊いてはいないがエルフは視力は、どの程度あるのだろうか?
空を制する者には、待ちの作戦が有効だ。
「なぁ…ハーピーをエルフたちで撃退することはできるだろ?」
ワルキューレはヨソ者だが訊いてみた。
「…ハーピーは名前はオキュペテーって言ってね。本当は、この森で倒れていたのを集落の…酋長の息子が助けたのよ。近くの海に大きいモンスターが出現したことで、この森の主である土龍ワームが呼応して暴れたの。集落の戦士たちもオキュペテーも戦ったんだけど…」
ワームは大蛇で大地を潜る龍である。
最強モンスターのひとつに数えられるが姿を見た人数はツチノコと同じ数だろう。
彼女は困惑した。
「言いにくいなら言わなくていい…準備しよう」
濃い事情があるのだろう。
依頼の根拠はいらない。
俺はゴルゴ13ではない…
『オキュペテーは酋長の息子でエルフの勇者の子を妊娠している…私がここにいる理由はオキュペテーを始末すること…Dエルフとして…エルフたちは自分たちの手で彼女を殺すワケにはいかないのよ。エルフは同族の血と戦えないし、殺せない。お腹の子をね。あなたの役目は彼女を弱らすことよ。撃退ってのは報酬が安いらしいじゃない』
ワルキューレも木に登り始めた。
下から除くと純白無地のショーツだった。
彼女は木の上から、俺は地面に伏せて、ひたすら待つ。
北浦からの風が心地よい。
『狙撃銃がないのが痛いな…』
茂みの中で何度も姿勢とスコープで見出しの確認をする。
チビなので空腹と疲れには強い。
しかし、じっとしていると体温が徐々に地面に吸われてゆく。
訊いてはいないがエルフは視力は、どの程度あるのだろうか?
空を制する者には、待ちの作戦が有効だ。

