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MonsterRaper(仮)
第4章 鳥獣ハーピー
バッサ、バッサ、バッサ--

おいでなすった…森の天使様

大きな翼を羽ばたかせ、風を地面にたたきつけながら、徐々に高度を落として地に降り立った。

空中と地面にいる時の脅威は10倍も違うという。

スコープで詳細が見れた。
大きなバストには、やや朽ちた感のある布が撒いてあり、しっかりとした上腕二頭筋と割れた腹筋は、彼女の戦闘能力を物語る。

ハーピーである。

初めての空飛ぶモンスターとの対戦…

人間部である中央に照準した。

『3連射で一気にパラライズさせてやる…』

ガク引きにならないよう、そ~と人差し指でトリガーを引いた。

-―ダダダンッ!―-

ハーピーは慌てて翼を丸め盾のように銃弾をブロックしたが、弾丸は翼に沈み込んだ。

俺は立ち上がって、肩射ちで切換軸をレにして撃発し弾幕を張って飛べないようにした。
※レ:連射

ダダダダダダダダッ!--

-シュッ--
高所からの弓矢が、ハーピーの頭を狙って飛んできた。

『側頭部!?』-殺す気か--

だが、ハーピーは翼で矢を弾きかえす。

「シルフの加護を受ける私に弓など効かないわよ」

ハーピーは言い放つと彼女の周りに軽い竜巻が起こり、飛ぶというよりシャンパンのフタのようにポンッとジャンプして大空に飛び去った。

「ちっ…」

木の上にいるワルキューレから舌打ちが聞こえた。

ハーピーの翼には神経的に特殊弾が効かず、シールドの役割を持っているのだろう。


スッと俺の隣にワルキューレが飛び降りてきた。
非常に身軽な体術を体得しているようだ。

「…怪我はないか?」

「あっても見せないわよ」

ジョークが言えるなら大丈夫だなと切換軸を安全装置にし、弾倉を取り換える。

【ガク引き】
引き金を強く引いてしまい銃口が標的からそれてしまうこと。
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