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MonsterRaper(仮)
第4章 鳥獣ハーピー
☆4章エピローグ☆

破損した建物や怪我人の介抱で結局は夜になり、この集落で最後の晩を過ごしていた。

銃を相当酷使したので、俺も整備に時間がかかった。

服も半長靴も乾いた泥だらけである。

コンコンッ--ノック音が鳴った。

「入れっ」





「失礼します…」

ヴァルキリーが訪ねてきた。

「コーヒーをお持ちしました」

注文しておいたのだ。
エルフの入れたコーヒーが飲みたかった。

「そこに置いて」

テーブルを指さして、彼女がコーヒーを置いたのを確認すると

「少しコーヒーブレイクの相手になれ」

「あっ…はい」

2人っきりでソワソワしているのがわかる。

「あの…私たちのためにありがとうございます」

「いいんだよ。報酬を頂くんだから」

--バタッ-

俺はワザと「うう…」と呻き倒れ込んだ。

「だ、大丈夫ですかっ?」

「助けてくれ~」

予想通り、ヴァルキリーは膝枕をしてくれた。

「睾丸が痛いんだぉ」

「そんなあ~」

「精子が溜まり過ぎて張っているんだっ。このままでは死んでしまう…チ×ポから吸い出してくれぇぇ」

「人を呼んできますっ」

俺は逃亡を図るヴァルキリーの手を握り

「お願いだ。緊急なん…うぐぐ」

もう片手でヴァルキリーの頭を自分の顔に寄せた。

「人工呼吸もしてくれ」

完全にウソとバレている。
白肌のエルフが赤面するとわかりやすい。

エルフ少女の香りを充分に吸いながら彼女の紅梅を引き落とす。

-ちゅっ…「んっ…ふ…」

ふわふわとした柔らかな唇の心地を確かめ、彼女の握っていた手を腰にまわして服を脱がそうとすると

--ちゅぱんっ-

「初キスが限界ですぅ」

ズダダダーっと小屋から逃げられてしまった。

「ちぃぃ生娘がッ」


-ふふふっ-

咬笑が聞こえた。

「誰か?」

俺は小屋の入り口から聞こえる声に誰何した。

ワルキューだった。

「キサンか…怪我はもう大丈夫か?」

ワルキューレは完全に回復しているようだった。

「まだ、痛いとこがあんのよ…」

キズなど無い部分を摩っている。

「あっても見せないんだっけ?」

「…ええ」

「身体を冷やすといけない…こっちにこい」

身長は高いが華奢で細い身体の彼女を温めるために立ち上がった。




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