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若い夫婦が織りなす未知の快楽の世界
第2章 扉
愛菜の職場の忘年会まであと3日。
俺は愛菜を助ける手立てが浮かばずに悩んでいた。
思い切って高木課長に相談することにした。

「課長、個人的なご相談があるのですが・・・」

「どうした、玉木」

「じつは、大京デパートの紳士服にいる、小山部長のことなんですが」

「小山部長って、食品にいた小山か?」

「はい。そうなんです・・・」

「小山部長がどうしたんだ?」

「実は、僕の妻の同級生が小山部長の部下なんですが、小山部長にセクハラを受けてまして・・・」

「えっ!本当か?」

「最近では、脅迫もされているようで、本人はかなり怯えているんです・・・」

「なるほど・・・そういえば小山さん、昔から若い子好きだったな・・・」

「そうなんですか?」

「ああ、前に展示会をした時に、打ち上げがあって、その後に、部下の若い子を持ち帰ったんだ」

「ええ!マジですか・・・?」

「噂では、社内のあちこちで、新入社員を中心に女性従業員に手を出していたみたいだぞ」

「課長、彼女を助けたいんですが、なにかよい方法はありませんかね・・・?」

「で、その子の名前は?」

「はい。白石愛菜といいます」

「年は?」

「19です」

「そうか、一度俺から小山さんに話してみるよ」

「課長、ありがとうございます。ただ、3日後にある職場の忘年会の後に付き合えって、
 彼女、脅迫されてまして・・・時間がないんです・・・」

「そうか、わかった。今日明日で話してみるよ」

「課長、本当にありがとうございます!」

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