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何処にでもいる悪女
第7章 逢瀬
お互いにシャワーを使う時間さえ、もどかしく長く感じた。
「紗英さん、ここにおいで――…」
シャワールームから出てきた私は、灯りを落とした部屋を…彼のもとにまっすぐ向かう…
薄明かりの中、上半身を起こし片肘を付いた孝一さんが優しく見詰めていた。
好きな人に抱かれる嬉しさを噛みしめながらベッドに腰かけた。
「紗英さん…」
バリトンの声色が背後から優しく包みうなじに彼の唇を熱くかんじた――
「孝一さん――…」
身体を包んだホテルのバスローブが取り払われた…
――――…!
「紗英さん、ここにおいで――…」
シャワールームから出てきた私は、灯りを落とした部屋を…彼のもとにまっすぐ向かう…
薄明かりの中、上半身を起こし片肘を付いた孝一さんが優しく見詰めていた。
好きな人に抱かれる嬉しさを噛みしめながらベッドに腰かけた。
「紗英さん…」
バリトンの声色が背後から優しく包みうなじに彼の唇を熱くかんじた――
「孝一さん――…」
身体を包んだホテルのバスローブが取り払われた…
――――…!