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何処にでもいる悪女
第9章 悪い噂
間も無くスーツ姿の孝一さんが颯爽と入って来た。
やぁ!と手を振り向かいに座る。
いつ見ても渋い大人の男性だ。
白にブルーのストライプのワイシャツはきちっとアイロンが掛けてある。
紺いろベースに三色のカラフルなラインのネクタイがとても似合っている。
あまりにも素敵で…つい意地悪になった。
「素敵なネクタイは奥さんの趣味?」
肯定されたら嫉妬するくせに…
「いや、自分で買ってるんだ。行き付けの店が有るからね」
ホッと安心したのを孝一さんに見つかった。
クスリと笑った!?
「君こそとても素敵だ…。結子さんに見立ててもらった?」
「どうして分かったの!?」
「分かるさ…紗英さんの事なら」
ドッキュン!!心臓が跳ねた…
やぁ!と手を振り向かいに座る。
いつ見ても渋い大人の男性だ。
白にブルーのストライプのワイシャツはきちっとアイロンが掛けてある。
紺いろベースに三色のカラフルなラインのネクタイがとても似合っている。
あまりにも素敵で…つい意地悪になった。
「素敵なネクタイは奥さんの趣味?」
肯定されたら嫉妬するくせに…
「いや、自分で買ってるんだ。行き付けの店が有るからね」
ホッと安心したのを孝一さんに見つかった。
クスリと笑った!?
「君こそとても素敵だ…。結子さんに見立ててもらった?」
「どうして分かったの!?」
「分かるさ…紗英さんの事なら」
ドッキュン!!心臓が跳ねた…