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第9章 悪い噂

それから二人でシャワーを使うと、今度はベッドの上で愛しあった…


｢孝一さん…ごめんなさい――｣


｢嫉妬したよ…けど…興奮した！｣


｢もう…しないから｣


｢拒んだら、怪しまれるでしょ？ いいよ…
だけど…抱かれたら罰を与える――｣


孝一さんは不意に私の脚を開き…顔を近づけた。

そして内腿に吸い付きあざを付けた。


｢痛いっ！あっ… 痛いの…｣
鋭い痛みだった。


｢僕の心の痛みだ。｣


両方に同じように痛みが走る。
私は唇を噛んで痛みに耐えた！


心の痛み――

でもその気持ちが嬉しくて痛みだけではない涙が伝った…


――――――――――

内腿のアザは紫になって…暫く痛んだ。

でも、その痛みは…心地よかった――