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何処にでもいる悪女
第3章 別の私
「結子、ありがとう。
身につける物を変えただけですごく気持ちが変わったわ」
「私達、まだまだ楽しめる年齢だわ。
精神的に歳をとってはダメよ。紗英は何にも楽しめるものが無かったんでしょう!?
子育てと旦那のご機嫌伺い!?
それじゃ私だって嫌になるもの!」
「捌け口が無かったし、余裕も無かったから…
たまには自分へのご褒美も必要ね。」
そう私の顔をジーッと見てる結子…
「?…どうかした?」
「ねぇ、前髪上げてみようよ」
そう言うと向かいの席から立ち上がり、真ん中から分けた私の髪を弄り始めた。
前髪の部分を取り分けて器用に上に上げて持っていたヘアピンで留めた。
「うん!此が良い!
押切もえちゃん風」
肩の下まで伸ばしたストレートの髪をアレンジしてくれた。
身につける物を変えただけですごく気持ちが変わったわ」
「私達、まだまだ楽しめる年齢だわ。
精神的に歳をとってはダメよ。紗英は何にも楽しめるものが無かったんでしょう!?
子育てと旦那のご機嫌伺い!?
それじゃ私だって嫌になるもの!」
「捌け口が無かったし、余裕も無かったから…
たまには自分へのご褒美も必要ね。」
そう私の顔をジーッと見てる結子…
「?…どうかした?」
「ねぇ、前髪上げてみようよ」
そう言うと向かいの席から立ち上がり、真ん中から分けた私の髪を弄り始めた。
前髪の部分を取り分けて器用に上に上げて持っていたヘアピンで留めた。
「うん!此が良い!
押切もえちゃん風」
肩の下まで伸ばしたストレートの髪をアレンジしてくれた。