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第1章 セックスレス

たまたまたどり着いた官能小説サイト。


それにそそられて私は自分で快楽を貪るようになった。


感度も上がったような感じがする…


夫にそれとなくアプローチを掛けてみても「お前、性欲強すぎんだろ…俺は寝る！」
こんなやり取りで終わった。


レスの前でさえ、元々淡白な夫からはオーガズムなど与えて貰える訳もなくただ事務的なセックスだった。





本当に小説に出てくる痺れる様な快楽なんてあるんだろうか？


こんな…誰でも考えそうな事が…


悪女へのはじまりだった

――――…