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茉莉子45歳【Ⅱ】 宿の和室・舐られ嬲られイキ果てて
第4章 余韻のなかで
荒い息を吐きながら天井を見上げた茉莉子。

…やっちゃった。

疼いていたのはわかっていたけど…。気持ちよさに負けて、そのままでいたら、まさかの…。

失禁…。

夫と付き合っているときも、結婚してからも、結構、回数はしていたのに、一度もなかった気持ちよさと、快感。そして、失禁…。

潮噴きというのは聞いたことがあったけど…。違う…。

壮介や、将星、征人の話している声が、遠くに聞こえていた。

「潮?」

「だろ?」

「でも、微かに臭うぜ」

「どっちでもいいんじゃね?」

「まあな」

「っていうか、膣の中が熱くなって、最高だった」

バレた…。でも、最高って…。オバサンでもそんな風に思えるんだ…。

ふと、茉莉子が思ったのは、自分がまったく夫に対して後ろめたさを感じていないことだった。

さっきまで『相手にされていない』『除け者にされているんだから』とか、言い聞かせていたけど、もう、そんな言い訳は必要なくなっていたことに気づいた茉莉子。

子供たちも、すでに母親から離れているし、このことがバレて、夫が離婚だと言っても後悔はない…。

自分一人の生活なら何とかなるし…。

「茉莉子さんって、最高」

「そうだな。でも、こんな魅力的な母親が傍にいたら、我慢できなくなるよな」

「だから、茉莉子さんの息子達は逃げ出したのさ」

「そう。俺だって、俺の母親が、茉莉子さんみたいだったら、暴走して、襲っちゃう」

「そうだな。っていうか、どうして俺達の母親って、魅力ゼロなんだろ?」

「そりゃ、オヤジが女を見る目がなかったからさ」

「だよな。でも、オヤジと母親がやって、俺達って生まれたんだよな」

「やめろよ。想像したくないぜ。オヤジと母親のやっているところなんて」

「そ、そりゃそうだ」

と、笑う声が聞こえて来た。

「ま、世間の45歳なんて、茉莉子さんみたいな感じではないのが普通」

「だいたい、45歳に見えるかよ」

「いや、見える。でも、45歳の魅力があるだ。そこが他とは違うのさ」

「積み重ねた年月の熟成って感じ?」

「熟成って、肉かよ」

「でも、ジューシー」

「それはわかる」

「絶対、手放したくない味」

「そう、A5ランク」

また、笑う声。茉莉子に聞かれていると思っていない3人の本音。
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