この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
助教 沙霧
第3章 忍び寄る支配者
 夜の帳が完全に下りたワンルームマンション。

 沙霧は玄関の鍵を閉めると、深い溜息とともに、一日中自分を縛り付けていた「瀬川沙霧」という役割を脱ぎ捨て始めた。
 カバンを床に置き、ブラウスのボタンを上から順に外していく。鏡を見ることもなく、慣れた手つきで布地を滑り落とすと、解放された胸が僅かに重力に逆らうように震えた。下着一枚になった彼女は、そのままベッドに倒れ込み、天井を見つめた。

 静寂

 大学での喧騒や、男たちの無言の視線から隔絶されたこの空間だけが、沙霧の真実を許容してくれる。
 しばらくの間、ただ自身の呼吸の音だけが部屋に満ちていた。しかし、やがて彼女の指先は、吸い寄せられるようにスマートフォンの画面へと伸びる。

 個人ブログ「和歌逍遥」

 昨夜投稿した和泉式部の歌にコメントがついたことを示す、通知の赤いマークが灯っている。
/37ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ