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助教 沙霧
第2章 研究の日々
研究会を終え、沙霧は地下の書庫へと向かった。
日の光の届かない書庫は、ひんやりとした冷気に満ちている。目的の資料を探し、脚立に登って高い棚に手を伸ばしたとき、沙霧のブラウスの裾がめくれ、脇腹の素肌に冷たい空気が触れた。
その瞬間、ゾクリとした戦慄が背筋を駆け抜ける。誰もいない、物音ひとつしない空間。滅多に紐解かれることのない、古い書物たちが眠る墓場のような場所。
沙霧は資料を掴んだまま、脚立の上で動けなくなった。自由な方の手が、無意識のうちに自分の太ももを、スカートの上から強く掴んだ。
ここで声を上げ、自分を慰めても、壁を埋め尽くす古書たちは沈黙を守り続けてくれるだろう。下腹部に重だるい熱が溜まっていく。ここなら、何をしても誰にも知られない。。。
(沙霧、何を言ってるの。ここは学内よ。)
沙霧はわれに帰って荒くなる呼吸を必死に整え、脚立から降りた。膝が微かに笑っていた。
日の光の届かない書庫は、ひんやりとした冷気に満ちている。目的の資料を探し、脚立に登って高い棚に手を伸ばしたとき、沙霧のブラウスの裾がめくれ、脇腹の素肌に冷たい空気が触れた。
その瞬間、ゾクリとした戦慄が背筋を駆け抜ける。誰もいない、物音ひとつしない空間。滅多に紐解かれることのない、古い書物たちが眠る墓場のような場所。
沙霧は資料を掴んだまま、脚立の上で動けなくなった。自由な方の手が、無意識のうちに自分の太ももを、スカートの上から強く掴んだ。
ここで声を上げ、自分を慰めても、壁を埋め尽くす古書たちは沈黙を守り続けてくれるだろう。下腹部に重だるい熱が溜まっていく。ここなら、何をしても誰にも知られない。。。
(沙霧、何を言ってるの。ここは学内よ。)
沙霧はわれに帰って荒くなる呼吸を必死に整え、脚立から降りた。膝が微かに笑っていた。

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