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君が眠りから覚めるまで
第1章 song1
目覚めると、ベッドの隣の気配がない。
目を閉じたまま、シーツを弄る。
ひんやりとした感触があるのみだ。

…居ない…。

ソンフンは思わずがばりと跳ね起きる。

「ソヌ!」

ソヌの姿は何処にもなかった。
昨夜は床に散らばっていたソヌの服も跡形もなく消えていた。

茫然とするソンフンの脳裏に…昨夜のまるで夢のような甘く膿んだ記憶が甦る。

「ああ!!やっちまった!!」
と叫び、再びベッドに突っ伏す。

…寝てしまった…。
よりによって、男と。
よりによって、同じグループのメンバーと…。
…よりによって、あのソヌと…。

…あいつだけとは、寝たくなかったのに…!
枕を叩く。
…あいつと寝るなんて…!

…俺はどうしたんだ…。

ため息を吐き、髪をかきあげる。

しんとした寝室を見渡す。

…ホーリーメタルの甘く苦い薫りが、微かに残るのみだ。





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