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君が眠りから覚めるまで
第1章 song1
真冬の早朝の漢江で、冷たい風が吹き荒ぶ川縁に居るものはほとんどいない。
コンクリートの無機質なブロック塀…
そこには手摺すらない川岸の防波堤だ。
…と、ソンフンは脚を止めた。
…見慣れた華奢な細い後ろ姿が、奇跡のように視界に現れたのだ。
…ソヌだ…。
間違いない。
あの白いダウンジャケットは昨日着ていたものだ。
少し長めの艶やかな黒髪が風に靡いている。
ソンフンはゆっくりと近づいた。
ソヌは背中を見せたまま、塀の上にひらりとよじ登った。
…え?
ソヌの後ろ姿が川面の方へと前傾姿勢に傾く。
…まさか…!
ソンフンは慌てて駆け出す。
…まさか…まさか!!
「ソヌ!!待て!!早まるな!!」
思わずそう叫んでいた。
コンクリートの無機質なブロック塀…
そこには手摺すらない川岸の防波堤だ。
…と、ソンフンは脚を止めた。
…見慣れた華奢な細い後ろ姿が、奇跡のように視界に現れたのだ。
…ソヌだ…。
間違いない。
あの白いダウンジャケットは昨日着ていたものだ。
少し長めの艶やかな黒髪が風に靡いている。
ソンフンはゆっくりと近づいた。
ソヌは背中を見せたまま、塀の上にひらりとよじ登った。
…え?
ソヌの後ろ姿が川面の方へと前傾姿勢に傾く。
…まさか…!
ソンフンは慌てて駆け出す。
…まさか…まさか!!
「ソヌ!!待て!!早まるな!!」
思わずそう叫んでいた。

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