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無理やり多めの官能シーン集
第4章 先輩×後輩
足が向かったのは自室ではなく、かんなの部屋だった。
ノックをすると、不安そうな顔が現れる。
既にシャワーを済ませて部屋着姿。
胸元がレースになったクリーム色のカットソーに、白のオーバーサイズの短パン。
思わずレースの辺りを見てしまいそうな目線をなんとか留めて、口を開く。
「ちょっと会いたくなってん」
「さっきまで一緒にいたじゃないですか」
「迷惑?」
「いえいえ! 気になりますし……尚哉さんと何を話したのかなって」
あかんなあ。
今他の男の名前出されるんは。
岳斗は扉の鍵を閉めて、表情を崩さぬようにベッドに二人で座った。
外着のままなのに気づいたが、着替えに戻る心の余裕はなかった。
かんなが口元に握った手を添えながら、おずおずと尋ねてくる。
「それで、あの、どうされたんですか」
「俺から聞いてもええかな」
遮るように被せてしまったので、顔に警戒が走るのが見えた。
言葉を選ばんと。
冷静に。
隣に腰かけたかんなとの距離を詰めるように、少し体を寄せてみる。
「え、なんでしょうか」
か細い声がもっと小さくなる。
「美弥がかんなを好き好き言っとったんは知っとる。つばると何かあったんもわかる。尚哉はどしたん」
なるべく声量を押さえたつもりだが、後半どうしても声が震えてしまう。
あとは待つだけのはずだったのに。
告白の返事を先延ばしにされても。
二人で出掛けることが当たり前になって、時間さえあれば安心だったはずなのに。
言いたくないのがありありと目に表れたが、かんなは細い声のまま答える。
「えと……尚哉さんに告白されて……でも私が間違ったことをしてしまって」
「何を間違うたん」
こんな質問を重ねてはいけない。
頭ではわかっている。
うるさいわ。
純粋に気になっとんねん。
「その、尚哉さんが考えることとは違うことをしてしまったんです」
声を遮る口元の拳をそっと払い除けて、そのまま唇を押し付けるように重ねる。
不意のことで、かんなが咄嗟に離れようとしたのを背中に腕を回して逃がさぬようにする。
泣きそうな顔で唇に力を入れたので、端から舌を沿わせるとベッドに振動が伝わるくらいにビクンと跳ねる。
やばい。
興奮しすぎてまう。
「んっ、う」
反対の手を頭に添えて引き寄せ、舌を絡ませる。
奥に逃げるので、口をさらに開かせた。

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