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無理やり多めの官能シーン集
第4章 先輩×後輩

 ゾワッと駆け巡る快感にベッドを軋ませてびくついてしまう。
 指は中に入るのを焦らすように周囲をなぞる。
 空いた片手で服をゆっくり脱がされていく。
 つい自分も脱げるように動いてしまい、小さく笑われてさらに熱が高まる。
「エロいなあ……」
 耳元で低い声で呟かれて、つい首を振ってしまう。
 それでも気づけば全裸でなすがままになっているのだから、否定のしようがない。
 脚を擦り合わせても逃げられない快感に、より強い刺激を求めてしまう。
 濡れた指先を舐めて微笑む細い目に、何もかも暴かれているような恥ずかしさに襲われる。
「ふ……っあ」
 太腿を掴まれ、はしたなく広げられたそこに長い指が侵入する。
 ぐぐ、とゆっくりなぞられて腰が浮く。
「ぃやっ、だ」
 手を掴んで首を振る。
 止まらぬ動きに力が入らない。
 じゅ、ちゅ、といやらしい音が響く。
 顔を両手で隠しても、視線を感じる。
 首に手を回されて、耳元を噛んだ後、岳斗が楽しそうに囁く。
「ほんまに、やめてもええの?」
 指が止まりかけて、ぎゅっと下腹部に力が籠ってしまう。
 嫌だ、辞めないでと叫ぶように。
「……や、だ」
 ああ、浅ましい。
 増えた指先に全身が悦んでしまう。
 耳をいたぶる舌先に声が我慢できない。
「ぃいっ、あっ、っんん」
 たまらず抱きついて岳斗の肩に顔をうずめる。
 たくましい背中に指を立てて、縋りついてしまう。
「はあ……可愛い」
 余裕のない吐息に背徳感の波も押し寄せる。
 あの先輩に、こんなことをされている。
 ぞぞぞ、と首筋に力が入る。
「顔、見せて」
 腕を解かれ、グッと起き上がった岳斗に見下ろされると、急に逃げ出したくなって身をよじる。
 だってきっとひどい顔をしてる。
 じーっと見つめつつも、指が止まらない。
「も……ゃだあ」
 髪を撫でられて額に唇が触れる。
 美しい両目がしかと自分に向いている。
「んな顔、俺以外に見せてほしない……」
 その声に陰りを感じて、悪寒が走る。
 岳斗の長い指が頬を掴み、緩慢に首まで指が下がっていく。
 ぴたりと首筋を捉えて、ドクドクと血流が響く。
「……っや、怖い」
 唇を舐めて瞬きもせずに、その手に力がこもる。
 首を圧迫され、全身の筋肉が強ばる。
 呼吸の自由が侵されてく。
「不安にさせんなや……」
 聞いた事のない暗い声だった。
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