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無理やり多めの官能シーン集
第6章 ホスト×姫

 知らないよ。
 だって、ブログにはゴムの有無なんてそんな細かく書いてなかった。
 ハヤテは考えるように天井を見上げてから、私の頬を両手で包んだ。
 むに、と唇が突き出てしまう。
「凛音」
「な、なに」
 真っ直ぐな視線に心臓が騒ぐ。
 なんて言うの。
「生で咥えてくれるんなら、口に出してもいい? 嫌なら吐いてもいいから」
「え……うん」
「マジで、即答?」
 咥えてと言われた時からそのつもりなの、見透かされてなかったの。
 嫌なことなんてないのに。
 待って。
 今、すごいことを当たり前のように考えてる。
 だって……
「だって……中出し出来ないんだから。飲むくらいさせて欲しい」
 思いもよらない心の底の本音が。
 ああ、そうか。
 ゴムに不満があったんだ。
 私の中で達してくれても、ゴムの中で捨てられてしまう精液に。
 そんなこと、考えてたんだ、私。
 はーっ、と大きな溜め息が聞こえて顔を上げると、ハヤテが優しく私の髪をかきあげた。
 耳に髪をかけるように。
「勿体ねえ……こんな彼女放置してるとか」
「い、いま祥里の話やめて」
「よく名前出せたな。その祥里くんを思いながらコレ外して」
「意地わっ、る……」
「好きだろ、意地悪」
 それ以上言い返す言葉も見当たらなくて、四つん這いになってゴムの口に指をかける。
 うわ。
 玉まですごい膨らんでる。
 うねるような脈動に指が止まる。
 この中にあるのを、今から喉に。
 うなじから熱が噴き出す。
 なんて凄いこと言っちゃったんだろ。
 滑る指でなんとかブルン、と外し切る。
 むっと籠った臭い。
 薄くもやがかったゴム越しと違って、その存在の濃さに目が惹き付けられる。
 どうしよう。
 今すぐかぶりつきたい。
 その衝動を抑えて、先端を舌で舐める。
 ゴムの渋い粉っぽい味と、苦い味が混ざる。
 右手で根元を支えるようにして、ドクドクと振動を感じながら鬼頭をぐるぐる舐める。
「……は、もっと舌の力抜いて」
「ん、うん」
 ひちゃりと形に沿わせてゆるゆると。
 ハヤテの吐息が漏れる。
 カリのくぼみに舌の側面をずるりと合わせて、ゆっくり下に向かう。
 根元に触れたら裏スジにベタリと密着させて舐め上げていく。
 ざらっとした表面を押し付けるように。
「や、ば。上手すぎるんだけど」
 祥里に仕込まれたのを今だけ感謝する。
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