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無理やり多めの官能シーン集
第6章 ホスト×姫

 ぐぐ、と付け根を割り入って、後ろの穴の手前まで刺激すると、ハヤテが頭を掴んだ。
 頬にぐっちゃりと唾液がついた私の顔を見て、呆れがちに笑う。
「そこ開発しなくていいから」
「あ、つい……全部舐めたくなって」
「咥えてって言っただろ」
「うん」
 反省して大きく口を開ける。
 舌で歯を覆ってから、ぐぷりと包む。
 皮を下にずらすように、じわじわと喉まで飲み込んで、擦り付けながら顔を持ち上げてく。
「う……っ、あ」
 今だけ、私が気持ちよくしていることに胸が踊り狂う。
 もっと。
 もっと声が聞きたい。
 じゅ、と吸い上げながら舌を回す。
 後ろに手をついたハヤテが、びくりとするたびにギシッと、音が鳴る。
 速度を速めていくと、その音も頻度を増す。
 ぐちゃぐちゃになった棒と口の隙間に空気が入って、いやらしい水音が重なる。
「や、ば……出そう。本当に、飲んでくれんの」
 ハヤテの言葉に目線だけ上げて頷く。
 じゅ、じゅ、と鼓膜に響く。
「本当に出すよ」
 出して。
 口に出して。
 欲望のままに夢中で。
「ぅわ、イく」
 言葉と同時にドクドクっと震えて、喉の奥に熱い飛沫がぶつかった。
 びゅく、と数回出て来た精液をこぼさぬように口をすぼめる。
 頭を掴んだ手に力がこもる。
 荒い息が上から聞こえる。
 ごく、と喉を滑らせると、粘ついたそれにむせそうになって急いで口を外した。
 抑えきれずにゲホゲホっと咳が出てしまう。
 素早くティッシュが渡される。
 力無くそれを受け取って唇を拭った。
 互いに情けなく息を整えて、どちらからともなく笑ってしまう。
「飲んだ」
「飲んだ……ハヤテの」
「はは、三分も持たなかったんじゃん、俺」
「褒めてる?」
「すっげえ褒めてる」
 バツが悪そうにしてるのがおかしくて。
 あーあ、と声を落として寝転がると、私もその腕に頭を乗せて横になった。
 顔が近づいて、触れるだけのキスをする。
 祥里はフェラのあと絶対キスしないのに。
 それだけで嬉しくなってしまう。
「レスの理由、そのテクじゃないの」
「なんで」
「楽すぎるから」
「でも最近起ってもくれないよ」
「わかんねえ」
「ハヤテが彼氏なら良かった……」
 あ。
 失言。
 一回寝たくらいで。
 こんな場所にふさわしくない言葉。
「ホストは彼氏に向かねえよ」
 ああ、優しいかわし方。
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