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ハートのエース
第2章 ハートのジャック2
「ナオ。迎えに来た」
にっこり笑うヒロくんに悩殺されたのは
あたしだけじゃないようで。
「どうぞどうぞ」と女子たちがあたしの背中をおした。
そんな女子たちの態度が気に入らなかったのか
ダイスケが
「ナオはオレ達とカラオケに行くんスけど」
と明らかにふてくされてズッと一歩前に出た。
あたしはあたしで、電話をずっと待っていても
かかってこないのに
いきなり駅に現れたヒロくんにびっくりして何も言えなかった。
「ごめんな。急に。でもナオはオレのだから」
キャァァァ~!
というほかの女子の声に
ダイスケの抗議はかき消された。
いきなり部屋に現れて
いきなりあたしを抱いて
いきなりオレのだって主張するヒロくん。
何がなんだかわからないよ。
にっこり笑うヒロくんに悩殺されたのは
あたしだけじゃないようで。
「どうぞどうぞ」と女子たちがあたしの背中をおした。
そんな女子たちの態度が気に入らなかったのか
ダイスケが
「ナオはオレ達とカラオケに行くんスけど」
と明らかにふてくされてズッと一歩前に出た。
あたしはあたしで、電話をずっと待っていても
かかってこないのに
いきなり駅に現れたヒロくんにびっくりして何も言えなかった。
「ごめんな。急に。でもナオはオレのだから」
キャァァァ~!
というほかの女子の声に
ダイスケの抗議はかき消された。
いきなり部屋に現れて
いきなりあたしを抱いて
いきなりオレのだって主張するヒロくん。
何がなんだかわからないよ。