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ハートのエース
第3章 ダイヤのクイーン
めんどくさいな。
ヒロくんに会いたくないのに。
「マサさん。ちわっす」
愛想よくリビングに入っていくダイスケに
ため息をつきながらあたしも続く。
「あ!昨日の子!マサの妹だったんだ?」
ズキっと胸がなる。
昨日、ヒロくんの隣にいた女性が今もヒロくんと同じソファに
座っている。
なんで・・ここに居るの・・・
「あ?リカ、妹にあったの?」
お兄ちゃんがその女性に話しかける。
言わないで・・・
あたしがヒロくんに会いに行ったってお兄ちゃんに言わないで。
その女の人が答えようとしたのを遮るように、
「偶然会った」
と、偶然じゃないことを1番よく知ってるヒロくんがそう答えた。
偶然の訳、ないじゃん。
ヒロくんに会いたくないのに。
「マサさん。ちわっす」
愛想よくリビングに入っていくダイスケに
ため息をつきながらあたしも続く。
「あ!昨日の子!マサの妹だったんだ?」
ズキっと胸がなる。
昨日、ヒロくんの隣にいた女性が今もヒロくんと同じソファに
座っている。
なんで・・ここに居るの・・・
「あ?リカ、妹にあったの?」
お兄ちゃんがその女性に話しかける。
言わないで・・・
あたしがヒロくんに会いに行ったってお兄ちゃんに言わないで。
その女の人が答えようとしたのを遮るように、
「偶然会った」
と、偶然じゃないことを1番よく知ってるヒロくんがそう答えた。
偶然の訳、ないじゃん。