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ハートのエース
第3章 ダイヤのクイーン
その日の放課後、あたしの顔を心配したあずさとダイスケが
ミスドで100円ドーナツをおごってくれた。
ゆっくり話を聞いてあげたいけど・・と言ってくれたけど
あずさは今日は片思いの幼馴染と約束があるらしい。
あたしは大丈夫だから、と家に返した。
ダイスケはあたしを一人にできないとかなんとか言って
結局お土産のドーナツをいくつか持ったまま
あたしの家までついてきた。
「ただいま」
玄関を開けたら見慣れた靴が見えた。
ヒロ君のだ・・・
昨日、あんなふうに逃げたのに会いたくないな。
そんなあたしの気持ちを無視して
「おっじゃましま~す」
とダイスケが大声で挨拶をする。
男が来たよ。でも俺ですよ。心配ないっす。というアピールらしい。
うっるさ・・・
頭に響くっつーの・・・
そんなダイスケの声に反応したお兄ちゃんが
「ダイスケか?久しぶり。顔見せろよ!」と
リビングから声をかける。
ミスドで100円ドーナツをおごってくれた。
ゆっくり話を聞いてあげたいけど・・と言ってくれたけど
あずさは今日は片思いの幼馴染と約束があるらしい。
あたしは大丈夫だから、と家に返した。
ダイスケはあたしを一人にできないとかなんとか言って
結局お土産のドーナツをいくつか持ったまま
あたしの家までついてきた。
「ただいま」
玄関を開けたら見慣れた靴が見えた。
ヒロ君のだ・・・
昨日、あんなふうに逃げたのに会いたくないな。
そんなあたしの気持ちを無視して
「おっじゃましま~す」
とダイスケが大声で挨拶をする。
男が来たよ。でも俺ですよ。心配ないっす。というアピールらしい。
うっるさ・・・
頭に響くっつーの・・・
そんなダイスケの声に反応したお兄ちゃんが
「ダイスケか?久しぶり。顔見せろよ!」と
リビングから声をかける。