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ハートのエース
第3章 ダイヤのクイーン
「マサじゃない。俺」
ヒロくん!
一気に意識を取り戻し布団をかぶりなおす。
なんで?なんで?
「い。今何時?」
「もう11時すぎ」
あたし、あのまま寝ちゃったんだ・・・・
「何?」
電気をつけていない薄暗い部屋で
あたしは小さい声でヒロくんに聞いた。
「ナオ。あいつと付き合うの?」
え?
「あいつ、ナオのことが好きだって、俺に宣言して帰りやがった」
・・・・
「オレとエッチしたってあいつに言った?」
あたしは布団の外からでもわかるぐらい大きく首を振った。
「そっか。いい子だ。オレとエッチしたって誰にもナイショだよ?」
え?
「もちろん、マサにも」
・・・え?
「わかってるよね?」
誰とエッチしたかなんて
誰にも言うつもりはない。
もちろんお兄ちゃんにも。
でも・・・
なんでヒロくん、わざわざ口止めするの?
ヒロくん!
一気に意識を取り戻し布団をかぶりなおす。
なんで?なんで?
「い。今何時?」
「もう11時すぎ」
あたし、あのまま寝ちゃったんだ・・・・
「何?」
電気をつけていない薄暗い部屋で
あたしは小さい声でヒロくんに聞いた。
「ナオ。あいつと付き合うの?」
え?
「あいつ、ナオのことが好きだって、俺に宣言して帰りやがった」
・・・・
「オレとエッチしたってあいつに言った?」
あたしは布団の外からでもわかるぐらい大きく首を振った。
「そっか。いい子だ。オレとエッチしたって誰にもナイショだよ?」
え?
「もちろん、マサにも」
・・・え?
「わかってるよね?」
誰とエッチしたかなんて
誰にも言うつもりはない。
もちろんお兄ちゃんにも。
でも・・・
なんでヒロくん、わざわざ口止めするの?