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ハートのエース
第4章 ハートのクイーン
でも、あたしが家に帰ったのは一目瞭然で
ヒロくんはあたしの家を当たり前だけど知ってて
追ってくるのは明らかで
どうすりゃいいのか分からなかった。

でも、家に帰らなかったとしても
絶対にヒロくんは夜中までいそうだし
家に帰るしかない。


不安な気持ちで玄関を開け
手も洗わずに自分の部屋のベッドに潜り込む。

布団の中が安全だなんて
1ミリも思っていないけど
もう、ここしかないような気がして
ぎゅっと掛け布団を握り締めた。


「ナオ」

もう来たのか!
部屋の鍵をかけ忘れた!

と焦ったけどその声はお兄ちゃんで。
布団の隙間から目だけ出す。

「お前さ・・・ヒロのこと、好きなの?」

なに?なんなの?
何が言いたいの?




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