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ハートのエース
第4章 ハートのクイーン
「あたしのこと・・・・好きなの?」
「6年前から」
「ずっと?」
「ずっと。この家に来ると顔見れないかなって思ってた」
あたしから目を離さないで
じっと見つめながら
あたしの大好きな笑顔で
あたしの大好きな声でヒロくんははっきりと
「好きだよ」
と、言ってくれた。
あたしは布団から抜け出ると
ベッドの上に腰掛けているヒロくんの膝の上に
またがるようにして
向かい合って座った。
「ナオ?」
この数日のヒロくん不足を埋めるように
ギュッとヒロくんを抱きしめると
あたしの心はあったかくなって
ヒロくん、大好きって純粋な気持ちが
6年ぶりに溢れてきた。
ヒロくんの胸に顔をうずめて小さく頬ずりするあたしの顎を
優しく掴んで上に向けたヒロくんは
声にならない程小さく
唇を動かすだけで
「すき?」とあたしに問いかける。
「6年前から」
「ずっと?」
「ずっと。この家に来ると顔見れないかなって思ってた」
あたしから目を離さないで
じっと見つめながら
あたしの大好きな笑顔で
あたしの大好きな声でヒロくんははっきりと
「好きだよ」
と、言ってくれた。
あたしは布団から抜け出ると
ベッドの上に腰掛けているヒロくんの膝の上に
またがるようにして
向かい合って座った。
「ナオ?」
この数日のヒロくん不足を埋めるように
ギュッとヒロくんを抱きしめると
あたしの心はあったかくなって
ヒロくん、大好きって純粋な気持ちが
6年ぶりに溢れてきた。
ヒロくんの胸に顔をうずめて小さく頬ずりするあたしの顎を
優しく掴んで上に向けたヒロくんは
声にならない程小さく
唇を動かすだけで
「すき?」とあたしに問いかける。