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御朱印女と怪談男〜にさつめっ☆〜
第5章 別れのホームと初めての・・・
【別れのホームと初めての・・・】

『好きだ』

ここ数日、あの時の言葉が頭から離れない。

好き・・・好きって、本当に言ったよね?

謎解きの際の、あまりといえばあまりの体たらくぶりに、半ばやけっぱちになっていた私は、彼に勧められるままにワインを飲んでしまっていた。

それなりに酔っ払っていたし、そのせいで聞き間違えたのかもしれない・・・とか、もしかしたら私のことが好き、じゃなくて『謎解きが楽しくて好きだ』っていう意味だった?、とか色々考えたりもした。
でも、思い出せば思い出すほど、それは聞き間違いとか勘違いではないと思えた。

私だって、付き合ったことの一回や二回、あるにはある。でもそれはいつも、なんとなくぬるっと付き合い始めた感じで、『好き』とかあんまりちゃんと言われた覚えがない。
学生時代に、一回だけ告白されたことがあるけれども、そっちはちゃんとしたお付き合いには至らなかった。

だから、あんなにまっすぐに目を見つめられて『好きだ』なんて言われたのって・・・生まれて初めて・・・だった。

ボン、と顔が紅潮するのを感じる。
あの時のことを思い返すと、胸がドキドキする。
なんとなれば、その言葉だけで、お腹の奥がじゅんじゅんしてしまう。

前回のデートと違って、別れた後、私が家についた頃合いを見計らって、彼からメッセージが来ていた。内容としては、ちゃんと家についたか心配するようなありきたりなものだったけれども、そのメッセージもなんだか本当にあったかくて、そのままスマホを抱きしめて眠りたいくらいだった。

こんな感じで土日が過ぎ、週が明けてもまだぽやんぽやんしていたものだから、隣のえっちゃんには呆れられ、伝票を間違ってシュレッダーにかけそうになり、生返事のし過ぎで課長から怒られそうになってしまった。

それでも考えることは、彼のことばかりだった。

次・・・、いつ会えるのかな・・・?

よく考えてみれば、彼とはまだ出会った日を入れても3回デートしたきりである。まだ、ちゃんと言われて付き合ってるわけじゃないから、朝に『おはよう』とか、夜に『おやすみなさい』とか、そういったラインを送ったりするのも遠慮してしまう。
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