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面会に来た嫁を襲う老人ホームの鬼畜たち
第13章 13
そもそも、茉莉花と結婚しなければ、
批判はなかったのかもしれない。
単なる出来の悪い社員という扱いだっただろう。
出来る茉莉花と一緒になったがために、
批判が増幅しているように満には思えた。
そんな思いを抱いている満に、
光男が、
「妻が上司で、同じ部署で働くというのも、
どんなものなのだろう。儂には経験がないが。
やりにくいと思うが…」
と、溜息交じりに話した。
「それは、そうだけど、
助けられている部分も多いから」
満が答えると、
「情けない。妻に助けられるなんて」
と、吐き捨てた光男。
満と光男の間に、微妙な空気が流れた。
満が、
「もう、遅いから」
と、立ち上がった。
「そうだな」
光男が答えて、満が出て行った。
光男も、エロジジイたちに会釈して
自室に戻って行った。
光男と満のやり取りを聞いていたエロジジイ。
視線と視線が交錯した。
エロジジイたちも息子と嫁の関係で
悩んできたこともあれば、
息子に裏切られたこともあれば、
いろいろな過去が数年前にあったエロジジイ。
ホールのテーブルに残ったエロジジイたち。
「興味深い話でしたな」
相馬が切り出すと、頷く榊原と椎名。
「息子の嫁…。いい思い出はありませんな」
椎名が話すと、
「そうですな。私もありません」
と、榊原が応じた。
「嫁なんぞ、そんなものですよ」
相馬も苦笑いをした。
「光男さんの気持ちは痛いほどわかりますな」
榊原が話すと、頷く椎名、相馬。
そこに自室に戻ったとばかり
思っていた光男が現れて、
「わかっていただけますか?」
と、ホールのテーブルの座席に座り直した。
「我々も『嫁』という存在には、
うんざりしております」
代表するように相馬が言うと、榊原と椎名が頷いた。
「今どきの『嫁』という生き物は賢しらで、
仕事が忙しいと言い、『嫁』であるということを
忘れて、夫の実家を蔑ろにして」
榊原が腹立たしそうに話すと、
「そうそう。舅姑は敵だという意識が強くて、
家族になるという感覚が全くない!」
と、椎名も呼応した。
「亡くなった妻も、嫁にはほとほと困り果てて、
息子に何度も離婚を勧めたものです」
榊原が再び口を開いた。
批判はなかったのかもしれない。
単なる出来の悪い社員という扱いだっただろう。
出来る茉莉花と一緒になったがために、
批判が増幅しているように満には思えた。
そんな思いを抱いている満に、
光男が、
「妻が上司で、同じ部署で働くというのも、
どんなものなのだろう。儂には経験がないが。
やりにくいと思うが…」
と、溜息交じりに話した。
「それは、そうだけど、
助けられている部分も多いから」
満が答えると、
「情けない。妻に助けられるなんて」
と、吐き捨てた光男。
満と光男の間に、微妙な空気が流れた。
満が、
「もう、遅いから」
と、立ち上がった。
「そうだな」
光男が答えて、満が出て行った。
光男も、エロジジイたちに会釈して
自室に戻って行った。
光男と満のやり取りを聞いていたエロジジイ。
視線と視線が交錯した。
エロジジイたちも息子と嫁の関係で
悩んできたこともあれば、
息子に裏切られたこともあれば、
いろいろな過去が数年前にあったエロジジイ。
ホールのテーブルに残ったエロジジイたち。
「興味深い話でしたな」
相馬が切り出すと、頷く榊原と椎名。
「息子の嫁…。いい思い出はありませんな」
椎名が話すと、
「そうですな。私もありません」
と、榊原が応じた。
「嫁なんぞ、そんなものですよ」
相馬も苦笑いをした。
「光男さんの気持ちは痛いほどわかりますな」
榊原が話すと、頷く椎名、相馬。
そこに自室に戻ったとばかり
思っていた光男が現れて、
「わかっていただけますか?」
と、ホールのテーブルの座席に座り直した。
「我々も『嫁』という存在には、
うんざりしております」
代表するように相馬が言うと、榊原と椎名が頷いた。
「今どきの『嫁』という生き物は賢しらで、
仕事が忙しいと言い、『嫁』であるということを
忘れて、夫の実家を蔑ろにして」
榊原が腹立たしそうに話すと、
「そうそう。舅姑は敵だという意識が強くて、
家族になるという感覚が全くない!」
と、椎名も呼応した。
「亡くなった妻も、嫁にはほとほと困り果てて、
息子に何度も離婚を勧めたものです」
榊原が再び口を開いた。

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