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センセイと課外授業
第2章 呼び出し
「どうぞ。」
「失礼しま~す..一ノ瀬です..」
私は恐る恐る中に入って、見渡した。
声は隣の小部屋から聞こえてくる。
そこに入ると、先生がコーヒーを飲んで採点をしていた。
「あのぉ~..今日のこと..ですかね?」
私が言うと、ピタッと手を止めた。
「ほ、本当にすみませんでした!授業もちゃんと聞きます!テストも赤点減らします..!」
勢いよく頭を下げると、くるりとリクライリングが周って、私の視界に先生の足がうつった。
「..確かに一ノ瀬はもうちょっと授業に集中しなきゃいけないね。」