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センセイと課外授業
第2章 呼び出し
「…山田先生?」
私は思わず後ずさった。
すると、山田先生が立ち上がって私に近づいてくる。
「一之瀬、お前毎回毎回、化学と古典、赤点取ってるだろ。」
「うぐっ…」
私が言葉に詰まると、はあ、とため息をついた。
「ここの学校、いくら大学までエスカレーターで追試うけりゃ進学できるって言ってもなあ…そのレベルの学校だぞ?その中でもお前バカって…ただのカスだな。」
「!?」
さりげない学校批判とあり得ない暴言に、私は言葉を失った。
(こ、これがあの優しい山田先生…!?)
「…おまけに、俺の授業は聞かないわ、教室でオナってるわ…」
「せ、センセ、ご、ごめんなさい…それ以上は…」
本当に恥ずかしさやらショックで泣きそうだった。
それを見て、山田先生は少し黙ると、本棚に行って問題集を持ってきた。
「これから毎日理科室来い。」
「ふえ…?」
私が顔を上げると、ため息をついた。
「俺は授業聞かない奴は大嫌いなんだ。分からないなら初めから教えてやる。」
「…せ、せんせ…」
私は思わず後ずさった。
すると、山田先生が立ち上がって私に近づいてくる。
「一之瀬、お前毎回毎回、化学と古典、赤点取ってるだろ。」
「うぐっ…」
私が言葉に詰まると、はあ、とため息をついた。
「ここの学校、いくら大学までエスカレーターで追試うけりゃ進学できるって言ってもなあ…そのレベルの学校だぞ?その中でもお前バカって…ただのカスだな。」
「!?」
さりげない学校批判とあり得ない暴言に、私は言葉を失った。
(こ、これがあの優しい山田先生…!?)
「…おまけに、俺の授業は聞かないわ、教室でオナってるわ…」
「せ、センセ、ご、ごめんなさい…それ以上は…」
本当に恥ずかしさやらショックで泣きそうだった。
それを見て、山田先生は少し黙ると、本棚に行って問題集を持ってきた。
「これから毎日理科室来い。」
「ふえ…?」
私が顔を上げると、ため息をついた。
「俺は授業聞かない奴は大嫌いなんだ。分からないなら初めから教えてやる。」
「…せ、せんせ…」