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センセイと課外授業
第3章 お仕置き
怪訝な顔をしている利香を見る。
「ごめん!先いく!予習しなきゃなの!」
「へっ?佳奈が予習!?な、なに、地球崩壊の危機!?」
戸惑っている利香をおいて私は急いで教室に向かった。
しかし廊下を走っていると、後ろから呼び止められた。
「一ノ瀬さん、おはよう。廊下走っちゃダメだよ?」
「!?」
ゆっくり振り返ると、山田先生がニコニコして目の前に来た。
(来た、二重人格..!どうにかごまかさなければ..)
「そんなに急いでどうしたの?」
「え、えっと..」
(放課後には予習終わらせたいのに..!)