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センセイと課外授業
第6章 課外授業③
「佐々木さん、今度のクラス会来れる?」
「へ..?」
トシ君だった。
莉奈が涙を拭って首を傾げた。
「クラス会..?」
「今みんなに連絡回してるんだけど..来てない?」
「うん、まだ。」
私たちは二人で顔を見合わせた。
「じゃあまた来るはずだけど。俺幹事してるんだ。で、女子は今んとこ半分くらい来れなくて..男子は乗り気なんだけど。佐々木と一ノ瀬が来てくれたら、人数良い感じだし。野郎ばっかじゃつまんないじゃん?」
「えっ私も!?」
(と、トシ君に誘われちゃったよ~!!)
クラス会だから誘われなければ、それはそれでどうなんだ、って感じだけど..
トシ君から直接声をかけられるのは嬉しかった。