この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
夜来香 〜若叔母と甥、禁忌の果て〜(改訂版)
第17章 隠し事

【本当にチャンスかもしれないな…新田と川上と一緒ならと思ってしまうよ……】

「一言余計だよ…それで、川上はいつ会えるの?……」

「あの課は相変わらずのブラック部門ですからね……今日私達が会うことは伝えてあるので…神埼さんが乗り気なら連絡してって言われてますから…近々会えると思いますよ……」

「川上には悪いことしたなって思ってるよ……」

溶けた氷をかき混ぜるとコーヒーは薄くなっていく。

「あ、返信きた……」

「あっちは会いたがってるみたいですよ……いつでも時間空けるですって……」

新田が川上からの返信を見せてくれた。
ちょっと泣きそうになる。

「流石に土日は休みだよね?…日曜日にしよっか?……」

新田が笑顔で頷いてくれた。






陽翔は栞より一足先に部活を抜けて豪邸の長い塀の角に立っていた。

「陽翔くん…お待たせ……」

先輩の息は少し上がっていた。
急いでくれたことが解ってうれしい。

「大丈夫でしたか?…」

「副部長にお願いして…あ、陽翔くん…もう学校じゃないんだし…二人きりだよ……」

【部長…切り替え早くないですか?…】

「でも、まだ家政婦さんに出くわすかも…」

「そんなの気にしなくていいよ…早く行こ……」

先輩は腕に腕を絡めて塀に沿って歩きだした。
それでも玄関前で少し距離を置く。
中に入るとほんとに家政婦が出迎えてくれた。

『お帰りなさいませ…お嬢様…』ってほんとに言うんだと苦笑してしまった。

そして先輩は毅然とした態度で陽翔のことを学校の後輩だと紹介して、勉強を教えるからお茶も要らないと、部屋に近寄ることも禁じていた。

先輩の部屋は期待を裏切らない、THEお嬢様の部屋だった。
アジアンテイストの叔母の部屋とは全然違う。
白を基調とした清潔感溢れる感じ、勉強机にクローゼットの扉も白、カーテンは淡いピンクだが白い花模様の刺繍が施されていて…ベッドも当然白なのだがダブルサイズだった。

「どうしたの?…ぽかんとして……」

「いや…ベッドに屋根はついてないのかと思って……」

「もう…ここは日本だよ…天井だって低いのに、あんなのわざわざ作らないよ……」

日本だろうとこの部屋は陽翔の家のリビングダイニングくらいはあると思った。


/461ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ