この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
勇敢な恋の歌
第3章 優香里 my confidence song
「生理なんて嘘だろ」
「痛っ」
「逃げんなよ。
飯だけ食って帰ろうなんて、
甘ったれてんじゃねえよ。
ほら行くぞ」
タケさんは私の手首を掴んだ。
さっきとはまるで違う、
どすの利いた声で言って
駅とは反対の方向に腕を引っ張る。
「やめてっ」
私は肘から先を
くるっと回転させるようにひねって、
手首をつかんだタケさんの手を振りほどいた。
中学まで少林寺拳法をやっていた浩平が、
私に教えてくれた技だ。
というより、
私が浩平の手を掴んだ時に、
その技を使って振りほどかれたんだけど。
タケさんに背を向けて、
一目散に駅に向かって走った。
ガードをくぐって
ハチ公前にたどり着き、
もう追いかけてこないのを確認して
山手線の改札を通った。
「痛っ」
「逃げんなよ。
飯だけ食って帰ろうなんて、
甘ったれてんじゃねえよ。
ほら行くぞ」
タケさんは私の手首を掴んだ。
さっきとはまるで違う、
どすの利いた声で言って
駅とは反対の方向に腕を引っ張る。
「やめてっ」
私は肘から先を
くるっと回転させるようにひねって、
手首をつかんだタケさんの手を振りほどいた。
中学まで少林寺拳法をやっていた浩平が、
私に教えてくれた技だ。
というより、
私が浩平の手を掴んだ時に、
その技を使って振りほどかれたんだけど。
タケさんに背を向けて、
一目散に駅に向かって走った。
ガードをくぐって
ハチ公前にたどり着き、
もう追いかけてこないのを確認して
山手線の改札を通った。

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


