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勇敢な恋の歌
第3章 優香里 my confidence song
・・・ああ、私、
パパのことを思い出しちゃったんだ。
そう気が付いて、
なんだか急に悲しくなった。
懐かしくて温かいことが、
こんなにも悲しいなんて。
この感情に
なんという名前を付けたらいいのだろう。
私は我慢できなくなって、
浩平の部屋の隣の、
おばちゃんの部屋に入って立ち尽くした。
そして零れだして止まらない涙を
声を殺して拭った。
その後はしばらく、
もう会えないお父さんを思って泣いた。