この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
『間違い』電話
第2章 『密会』
『すみませんでした…本当に…』
『すみません』何度も聴いた言葉が、頭の中で反芻する…。
「いえ……あれから、ヒロミさんの番号は分かったんですか?」
『えっ…広実の…番号…』
憎い女だ…呼びつけが本音。
俺もなんで、面倒な事聞いちまったんだろ。
「失礼…出過ぎた事を…」
一応謝ると
『いえ……嬉しい…です…』
そう返答された。
思わず聞き返す。
「嬉しい…ですか?」
『はい……嬉しい……一人で悩んでいたので…友達にも相談、出来なくて』
あぁ…だからか…
一人で抱え込んで…辛くなって…
爆発して不倫相手に電話したら…間違って…
不安な時に話を聞いて貰えるだけでも、安心するもんだしな…。
「ナオコさん…普段は何を?」
『えっ…私は…専業主婦で…ただ家に居るだけです』
専業主婦ね…。
『すみません』何度も聴いた言葉が、頭の中で反芻する…。
「いえ……あれから、ヒロミさんの番号は分かったんですか?」
『えっ…広実の…番号…』
憎い女だ…呼びつけが本音。
俺もなんで、面倒な事聞いちまったんだろ。
「失礼…出過ぎた事を…」
一応謝ると
『いえ……嬉しい…です…』
そう返答された。
思わず聞き返す。
「嬉しい…ですか?」
『はい……嬉しい……一人で悩んでいたので…友達にも相談、出来なくて』
あぁ…だからか…
一人で抱え込んで…辛くなって…
爆発して不倫相手に電話したら…間違って…
不安な時に話を聞いて貰えるだけでも、安心するもんだしな…。
「ナオコさん…普段は何を?」
『えっ…私は…専業主婦で…ただ家に居るだけです』
専業主婦ね…。