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第2章 『密会』

「昼間とか…時間空いてるんですか？」


興味本位から、立ち止まって次々に質問し始めた。


『まぁ…はい…買い物とか用事以外は、殆ど家にいますが…』


さぞ話し相手がいないのか、声のトーンを上げて嬉しそうに話に答える。


「そうですか…それでは、つまらないですよね」


『……まぁ…全くつまらなくは…』


でも、きっと毎日四六時中、旦那の不倫で頭がいっぱいだろうな…。


「良かったら…ランチでもしませんか？」


ちょっと…会ってみたくなった…
飽くまで『興味本位』