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『間違い』電話
第7章 『誤想』
翌日、麻里の所属している支部を訪ねてみると
「えっ…長期休暇?」
「はい…本日から…小林と何か約束されてましたか?…」
「あっ…いえ…」
麻里は、俺の事は余り職場で話して無かったのだろうか?
「あら!野上さんじゃないですか!」
「あら!岩村さん、知り合い?」
奥から、尚子が白々しく現れた…。
「はいっ!麻里先輩から引き継いでる…野上さんです!」
麻里から引き継いでる…?
嘘だろ!
対応してくれてた女性は、ホッとした顔をして尚子に交代する。
「じゃあ…後は任せていいかな?」
「は~い!有難うございました~!」
明らかに怒りを露にしている俺に
「野上さん…応接室に良かったら行きませんか…ゆっくりお話もあるかと思いますので…」
口元は笑っていても…目が笑ってないだろ…。
このまま尚子の言いなりになる気は無い。
「いえ…結構です…」
「麻里っ!…どうしたの…?」
尚子は首を傾げながら…
ニンマリ笑った。
「えっ…長期休暇?」
「はい…本日から…小林と何か約束されてましたか?…」
「あっ…いえ…」
麻里は、俺の事は余り職場で話して無かったのだろうか?
「あら!野上さんじゃないですか!」
「あら!岩村さん、知り合い?」
奥から、尚子が白々しく現れた…。
「はいっ!麻里先輩から引き継いでる…野上さんです!」
麻里から引き継いでる…?
嘘だろ!
対応してくれてた女性は、ホッとした顔をして尚子に交代する。
「じゃあ…後は任せていいかな?」
「は~い!有難うございました~!」
明らかに怒りを露にしている俺に
「野上さん…応接室に良かったら行きませんか…ゆっくりお話もあるかと思いますので…」
口元は笑っていても…目が笑ってないだろ…。
このまま尚子の言いなりになる気は無い。
「いえ…結構です…」
「麻里っ!…どうしたの…?」
尚子は首を傾げながら…
ニンマリ笑った。