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『間違い』電話
第7章 『誤想』
カチャカチャとテーブルにお茶を置く宮沢さんは、20代後半か…まだ、初々しさを感じた。


そんな宮沢さんに尚子が、覗き込む様に


「宮沢さ~ん…この人ね~実は…」


「な…岩村さん!?」


何を言う気だよ!


ニッコリ笑って


「麻里先輩の彼氏さんなんだって~!」


「え……」


「えぇっ!麻里先輩の!だって…先輩…」


「しっ!…お茶…有難うね…」


宮沢さんは慌てて部屋を出たけど…最後に俺を怪訝そうに…

見ていた…。



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