この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
『間違い』電話
第10章 『標的』
2週間ほど経って…
尚子が一緒に行きたいと言っていた場所に、出掛ける事になった。


「え…ここら辺なの…来たかったの?」


「うん…どうしても気になるお店があってね…」


尚子と向かった場所は…俺の職場の最寄り駅…つまり、旦那の職場も近くにある。


「賢…おねだりしても…いいかな…」


袖を少し摘まみ、クイクイと引っ張ってきた。


「ん~いいけど…何?」


丁度、ブランドバッグとかが売ってる店の前を通る…。


ここまで来たら、車だって平気で買わされるかもな…。


麻里も出て行ったきりだけど、尚子は何を仕出かすか解らない…


それに、最近は一緒に居る事が、すっかり当たり前の感覚になっていた。


尚子が作る料理に…
触れ合う肌に…
俺の身体は、深く染まっていく…。


「ここよ…」


「ここ?」


ブランド品の店じゃなく、連れて来させられたのは…


『花屋』


だった。


「いらっしゃいませ…」


「すみませ~ん!この薔薇、10本下さい!」


「えっ…薔薇?」

/611ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ