この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
『間違い』電話
第12章 『遭遇』
「小林麻里さん…私どもの部署ですね…お知り合いですか?」


兼子は特に驚く様子もなく、淡々と答えた。


「はい…何本か契約の担当になって貰ってたんで…今頂いた名刺を拝見したら、小林さんとご一緒だった様なんで…」


「そうでしたか…それは凄い偶然ですね」


兼子は再度、俺の名刺を見直した。


「小林さん…元気ですか?」


「小林ですか…他の支社で元気に頑張ってますよ…何かお伝えする事があれば、連絡致しますが」


「他の支社へ…契約を見直したかったんですが…特に挨拶とかも頂けないんですね…」


「それは小林が失礼しました…急な転勤でしたので…引き継ぎもままならなかったもので…後日新たな担当と私とで伺わせて頂けませんか?」


ようやく微笑んだ兼子の顔は…
恐ろしく冷たく見えた…。



/611ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ