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『間違い』電話
第12章 『遭遇』
ドックン…
心臓が締め付けられる感覚になる…。
尚子の肩に手を載せて、顔を覗き込む。
殴られたせいか…
泣いたせいか…
腫れ上がった顔を見せない様に、下に俯いた…。
「マイクロカード…旦那に…見せたのか?」
頭を左右に振って
「まだ…見せてない…手紙で送られて来たみたいに…しといたの…テーブルに置いてまた外に出ようとしたら…旦那が帰って来て…いきなり腕を掴まれて…ふっく…うぅ…」
「殴った…のか…」
「うっ…ひっく…」
もしカードの中身まで見てたら…
八つ当たりされて
尚子は殺されるんじゃなかろうか…。
心臓が締め付けられる感覚になる…。
尚子の肩に手を載せて、顔を覗き込む。
殴られたせいか…
泣いたせいか…
腫れ上がった顔を見せない様に、下に俯いた…。
「マイクロカード…旦那に…見せたのか?」
頭を左右に振って
「まだ…見せてない…手紙で送られて来たみたいに…しといたの…テーブルに置いてまた外に出ようとしたら…旦那が帰って来て…いきなり腕を掴まれて…ふっく…うぅ…」
「殴った…のか…」
「うっ…ひっく…」
もしカードの中身まで見てたら…
八つ当たりされて
尚子は殺されるんじゃなかろうか…。