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『間違い』電話
第13章 『思索』
「お忙しいところ…お時間を取って頂き有難うございます…兼子さん…」


昨日のイメージのまま…神経質な生真面目そうな風貌…
でも…今日は、真の姿を見せて貰おうか…。


「昨日は妻が大変お世話になりました…」 


兼子は座席に座る前に、畳に直に正座して頭を下げた。


普段だったら礼儀を尽くされて恐縮するが、麻里の事を考えると、滑稽に思えた。


「兼子さん…ご丁寧に…奥様もう大丈夫でしたか?」


兼子は静かに頭を上げ


「はい…今日も何とか仕事には行きました…」


冷たい面持ちで、俺を見据えた…。 




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